JAはだのトピックス
21.01.06
小学生が茶農家訪問
焙煎方法について説明する高梨さん(中央)
秦野市立北小学校5年生は23日、同市菩提の「高梨茶園」を訪れました。地域の農業や農家の仕事を学ぼうと、児童30人が参加。同茶園を営む高梨晃さんの協力で、地域の農業への理解を深めました。
高梨さんは、北小学校からの依頼で初めて児童の体験学習を受け入れました。焙煎機でほうじ茶の茶葉の作り方を実演した他、茶園の歴史について説明。雨や霧が多い菩提の気候が茶の栽培に適していることから、曾祖父の代に茶園を始めたことなどを伝えました。
児童は、焙煎機から出る茶葉の香りや、ほうじ茶を試飲して味を確認しました。茶畑で生育中の茶の木や葉も観察。その他、茶畑に防霜ファンを設置して風を送る理由や、茶葉が製茶になるまでの作業工程なども学びました。