JAはだのトピックス
20.04.14
八重桜収穫スタート
八重桜の摘み取り作業に励む小野さん
食用八重桜の出荷量が全国シェア7、8割を誇る秦野市で、摘み取りがスタートしました。地元農家らは、5~10mの八重桜の木にはしごを掛けて登り、収穫作業に連日汗を流しています。
農家らは、木全体の8割ほどの花が開いたタイミングで、つぼみも含めたすべての花を軸ごと摘み取ります。収穫に適した時期はわずかなため、作業は時間との勝負です。今年は開花が例年より1週間ほど早まったため、農家らは急ピッチで作業を進めています。
主に出荷するのは、花の色が濃い「関山」という品種。大輪の八重桜で、30~50枚の花びらが付いています。同市の特産品「桜漬け」に加工され、つぼみはパンや菓子類などの商品に、開いた花は祝いの席での桜湯などに使われます。