JAはだのトピックス
19.01.31
特産品「峠漬」を守る若手グループ
酒かすの漬け替え作業に励むメンバー
秦野市峠地区で長年受け継がれてきた特産品「峠漬」の伝統を守ろうと、若手加工グループ「峠屋―1976―」が奮闘しています。今秋の初出荷を目指し、漬け込み作業に励んでいます。
峠漬は、同地区で収穫したダイコンなどの5品目を塩で漬け込んだ後に、酒かすを漬け替えながら1~2年間じっくりと熟成させたもの。県の「かながわブランド」に認定され、同市を代表する特産品の一つです。
これまで地元農家の「峠生活グループ」が40年以上にわたって作り続けてきましたが、2018年4月に解散。伝統の味が失われつつあった中、JAの声掛けをきっかけに、同地区の女性が立ち上がりました。グループ名には峠漬が誕生した1976年の数字を入れ、30~40代のメンバー7人で活動しています。